【最新版】ChatGPT「タスク」機能で始める業務効率革命
代表取締役
貝出康
2025年1月16日

こんにちは!カンマンの貝出です。徳島の中小企業経営者の皆さま、そしてAIに興味をお持ちの方へ、今回はOpenAIが2025年1月15日にベータ版を公開した「ChatGPTのタスク(Scheduled Tasks)」機能をご紹介します。私自身、中小企業を経営する立場から、この新機能の可能性を実感しており、AI活用に一歩踏み出したい方々にとっては有益なツールだと思います。この記事では、機能の概要から具体的な活用事例、そして将来の展望に至るまで現場目線で掘り下げていきます。
はじめに
ChatGPTのタスク(Scheduled Tasks)は、「決まった時間」や「決まった間隔」で特定のメッセージや通知を自動的に送ってくれる機能です。ベータ版とはいえ、リマインダーや自動ニュース取得を手軽にセットアップできる点は大きな魅力。小さな組織ほど、AIに任せられるタスクを増やすことで、本業へ注力しやすくなるというメリットがあります。
なぜChatGPTの「タスク」はこれほど画期的なのか?
タスク機能の最大の魅力は、スケジュールを設定しながらChatGPTの知識と対応力をフルに活かせる点にあります。たとえば単なるリマインダーではなく、ニュースの要約や新しい情報の整理といった複雑な処理も自動化できるのが強みです。
- 定期ニュース取得の自動化
経営者が毎朝ニュースを読み漁るのは時間と手間がかかります。ChatGPTなら、世界中から最新のトピックスをかき集め、一瞬でリストアップ。とくに今は情報の移り変わりが速いですから、自分の代わりにチェックしてくれるのは助かります。 - 柔軟な通知方法
タスクが実行されたらプッシュ通知やメールで結果を受け取るか、好みの方法を選べるのも嬉しいところ。外出先でもオフィスにいても、常に情報を見逃さずに済みます。 - 管理画面の利便性
登録済みタスクは「タスク」ページで一覧管理でき、編集や削除などの操作もすぐに行えます。タスク数は10件までに制限されていますが、重要度の高いものに集中しやすいという利点もあります。
なぜScheduled Tasksで毎日の業務が効率化するのか?
タスクを自動で回すことで得られる効果は想像以上に大きいです。私自身、実際に「毎朝8時に生成AI関連の最新ニュースをまとめて報告して」というタスクを登録してみました。
- 実際にやってみた体験談
毎朝8時になると、ChatGPTが「今話題の生成AIテクノロジー」についてまとめたトピックスを一覧で送ってきてくれます。これまでは自分で記事サイトを巡回していた時間が大幅に短縮されただけでなく、複数のソースから一括で収集した情報を俯瞰できるので抜け漏れも減りました。
出社してすぐにAIニュースを把握できるのは、小さな企業にとっても大きな意味があります。新サービス開発のヒントや業界トレンドが、いざというときの判断材料になることも多いです。 - リマインダー機能の活用
午後3時の打ち合わせや月末の支払い確認など、うっかり忘れがちな業務も事前にリマインドしてくれるため、タスク管理が一気に楽になりました。些細な抜け漏れで致命的なミスが起きないのは、経営の安定にも大きく関わります。 - 一度設定すれば放っておいてもOK
スケジュールを組んでおくだけで、あとはChatGPTが勝手に実行してくれるので、こちらが意識して動く必要がありません。おかげで「ルーチンに割く時間」を大幅に削れるようになりました。



ベータ版には制約がある
ベータ版ならではの制限がある一方、先行導入するメリットも見逃せません。
- Plus・Pro・Teamsプランのみが対象
現在は無料ユーザーが利用できない状況ですが、導入してみた感想としては、ビジネスニーズが強い方こそ早めに取り入れる価値があります。新機能に慣れれば慣れるほど、将来的なアップデートに備えやすいのは確かです。 - メモリ非対応で過去のやりとりを参照しない
タスクを実行するごとに独立したコンテキストで処理されるため、前回の結果を踏まえた高度な分析まではまだ難しいかもしれません。しかし、その分エラーをリセットできるので、誤作動が広がるリスクを抑えられます。 - タスク数10件までの制限
たくさんのスケジュールを登録できないのは一見不便ですが、むしろ運用する側が「あれもこれも」と混乱しないようにできているのかなという印象です。優先順位を明確にする意味では、かえってメリットともいえます。
今後の発展が見逃せない!
ChatGPTのタスク機能はまだベータ版ですが、将来的な拡張が期待されています。AIとカレンダーの連携や外部ツールとの統合が進めば、スケジュール管理の自動化がさらに進化するでしょう。
- 外部ツール連携の可能性
もしGoogleカレンダーやSlackなどとリンクできるようになれば、作業スケジュール管理や会議資料の自動作成なども手軽に実現できるかもしれません。中小企業にとっては、ITリテラシーが低くても大きな労力削減が見込めます。 - 早期導入のメリット
ベータ版から活用していると、今後の機能アップデートにスムーズに移行できます。AIの進化は想像以上に早いので、試験段階から使いこなしておくことで大きな先行者メリットを得られます。
まとめ
ChatGPTのタスク(Scheduled Tasks)は、企業規模を問わず「情報収集」「ルーチン作業の自動化」「ミス防止」に貢献してくれる画期的な機能です。私自身、「毎朝8時に生成AI関連の最新ニュースをまとめて報告して」というタスクを使い始めたことで、情報インプットの効率がぐんと上がりました。
ベータ版ならではの制約はあるものの、Plus・Pro・Teamsプランの方であれば、まずは「GPT-4o with scheduled tasks」を選択して導入を検討してみてください。新しいテクノロジーを早期に取り入れ、一歩先を行く経営戦略を築いていきましょう。
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代表取締役
貝出康
1963年徳島市生まれ。 1999年に楽天の三木谷社長の講演を聴き、イン ターネット時代の到来を悟る。翌年、ホームペ ージ制作会社カンマン設立に参画し、これまで のキャリアで培った営業や人事のスキルを活か しての顧客開拓や社内・労務管理を実践。2019 年〜代表取締役。