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【2025年12月最新】Google Gemini料金プラン徹底解説

田中健介

Webディレクター兼エンジニア

田中健介

Google Geminiを使う場合、個人向けの有料プランを探すよりも「Google WorkspaceのBusinessプランに含まれるGemini機能」を前提に検討するのが最短です。

メール(Gmail)、資料(Googleドキュメント)、会議(Google Meet)など、日々の業務ツールの中でAIが動くため、導入効果が出やすいからです。

本記事は、Google Geminiのプラン別料金について整理し、どのプランを選ぶべきかを実務目線でまとめます。

●参照元(公式)※本記事の金額・名称は上記ページの表示に基づきます(2025年12月19日時点)。
https://workspace.google.co.jp/pricing?hl=ja
https://one.google.com/intl/ja_jp/about/google-ai-plans/

「個人向けプラン」と「法人向け(Workspace)」の違い

Geminiは一見すると「有料プランに課金すれば使えるAI」に見えますが、実際には個人向けに単体で契約するプランと、法人向けにGoogle Workspaceへ組み込んで使うプランの2系統があります。
この違いを理解せずに比較すると、「高い・安い」「機能が足りない」といった判断ミスが起きやすくなります。

個人向けのGemini(Googleアカウント単体で利用)

個人向けプランは、Googleアカウントに紐づけてGeminiを単体で利用する形です。
主な用途は以下の通りです。

・個人の調査、要約、文章作成
・アイデア出しや学習用途
・業務外・個人作業での利用

このプランは「Geminiアプリ上での対話」が中心で、会社のGmailやGoogleドキュメントの中に自動的に組み込まれるわけではありません
あくまで「個人がAIを使う」ための契約形態です。

法人向けのGemini(Google Workspaceに含まれる形)

一方、法人でGeminiを使う場合の本命が、Google WorkspaceのBusinessプランに含まれるGemini機能です。

こちらは以下が前提になります。

・会社ドメインのGmail
・Googleドキュメント、スプレッドシート
・Google Meet などの業務ツール

これら日常業務の中にGemini AIアシスタントが組み込まれるのが最大の違いです。
メール作成、資料の下書き、会議の要約などが「別ツールを開かずに」行えるため、法人ではこちらの方が圧倒的に定着しやすくなります。

法人が個人プランを選ばない方がよい理由

「とりあえず個人向けGeminiを社員に使わせる」という運用も理論上は可能ですが、以下の問題が起きやすいです。

・会社データと個人アカウントが混在する
・情報管理・退職時の統制ができない
・業務フローに組み込めず、使われなくなる

そのため、業務利用が前提なら、個人プランではなくGoogle Workspace側で導入するのが現実的です。

個人検証と法人導入は切り分けて考える

・個人で試す、学習する → 個人向けGemini
・会社の業務に組み込む → Google WorkspaceのGemini

この切り分けを最初に押さえておくだけで、料金比較やプラン選定の精度は大きく上がります。

Google Geminiの料金比較

個人プラン

Geminiを個人で有料利用する場合は、**Google One の「Google AI プラン」**に加入します。これは法人向けの Google Workspace とは別の、個人アカウント専用の契約です。

Google AI Pro

月額 2,900円

・Google One ストレージ:2TB
・Gemini:上位モデルを利用可能
・Gemini Live、カスタムAIエキスパートなどが含まれる

個人での調査、文章作成、学習、アイデア出しなどを想定したプランです。

Google AI Ultra

月額 36,400円

・Google One ストレージ:30TB
・Gemini:最上位モデルを利用可能
・高度なAI機能を最大限使いたい個人向け

動画・画像生成を含む重いAI利用や、研究・制作レベルの用途を想定したプランです。

個人プランの注意点

これらの個人向けプランは、

・会社のGmailやGoogleドキュメントには組み込まれない
・組織管理、監査、情報統制の機能はない

という前提があります。

法人プラン(Google Workspace)

公式ページには「年間プラン(1年契約なら16%お得)」の表示があり、請求は月単位、通貨は¥JPYと明記されています。また、14日間の試用が可能です。

Business Starter

・年間プラン(1年契約):ユーザー1人あたり月額 ¥800
・月払いプラン:ユーザー1人あたり月額 ¥950

Business Standard

・年間プラン(1年契約):ユーザー1人あたり月額 ¥1,600
・月払いプラン:ユーザー1人あたり月額 ¥1,900

Business Plus

・年間プラン(1年契約):ユーザー1人あたり月額 ¥2,500
・月払いプラン:ユーザー1人あたり月額 ¥3,000

Enterprise

・料金は「お問い合わせ」(営業担当者への問い合わせ)

ユーザー数上限

・Starter / Standard / Plus は最大300ユーザーまで
・Enterpriseは上限・下限なし

迷ったらBusiness Standardプランが現実的

小さく試すならStarter、本格運用ならStandard、監査・統制が要件ならPlus、という整理で十分です。特にStandardは、Gmail/ドキュメント/MeetなどへのGemini AIアシスタントが明記されており、社内の生産性改善の説明がしやすいプランです。

月額1,600円〜利用できるので、価格帯も非常にリーズナブルです。

各プランで「Geminiで何ができるか」

ここは誤解が起きやすいので、公式ページに書かれている表現の範囲で整理します。

Business Starterで明記されているGemini関連
・Gmail の Gemini AI アシスタント
・Gemini アプリで AI とチャット
あわせて、ストレージは30GB(ユーザー1人あたりのストレージプール)、Meetは100人まで参加可能と記載されています。

Business Standardで追加される(Starterの全機能を含む)
・Gmail、Google ドキュメント、Google Meet などの Gemini AI アシスタント
・NotebookLM を通してさらに多くの機能を利用可能
・Gemini アプリで AI と会話、幅広いモデルと機能を利用可能
業務面では、ストレージ2TB(Starterの65倍)、Meetは150人まで(録画・ノイズ キャンセリング)と記載されています。

Business Plusで追加される(Standardの全機能を含む)
・Meetは500人まで参加可能(出欠状況の確認等)
・Vault でデータを保持、アーカイブ、検索
・高度なエンドポイント管理
ストレージは5TB(Standardの2.5倍)と記載されています。

中小企業の選び方(失敗しない基準)

1)まずは導入ハードルを下げたい:Business Starter
社内で「AIに何を任せると楽になるか」を掴む段階ならStarterで十分です。まずは問い合わせ対応メールの下書き、議事録のたたき台、社内文章の整形など、限定した用途で試すと効果測定が簡単です。

2)業務に定着させたい:Business Standard
Gmail/ドキュメント/Meetなど“普段の業務導線”にGemini AIアシスタントが入ることが明記されているため、活用範囲を広げやすいのが強みです。会議の録画も含まれるため、情報共有の仕組みまで一緒に整えたい会社に向きます。

3)情報管理・監査が要件:Business Plus
Vault(保持・アーカイブ・検索)や高度なエンドポイント管理が必要な業種・取引要件がある場合は、Plusが現実的な選択肢になります。

まとめ:料金表の比較より「効く業務」を先に決める

Gemini導入の成否は、プラン選びそのものよりも「どの業務の、どの工程を短縮するか」を先に決められるかでほぼ決まります。公式の14日間トライアルを使って、メール・資料・会議のうちどこに効果が出るかを確認し、Standard起点で費用対効果を見積もるのが堅実です。

カンマンでは、生成AIを“使える人が一部いる状態”で終わらせず、業務選定→運用ルール→定着までを前提に導入設計を支援しています。社内導入として進めたい場合は、現状「時間が溶けている業務」を3つ挙げるところから始めると、検討が一気に進みます。

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田中健介

Webディレクター兼エンジニア

田中健介

2023年に株式会社カンマンへ入社。
フロントエンジニアとしてサイト構築に携わった後、Webディレクターとして様々な案件に携わる。
また、専門学校の非常勤講師としても活動。