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画像を送るだけ!GenemiでGoogleカレンダー登録が一瞬で

田中健介

Webディレクター兼エンジニア

田中健介

Googleカレンダーで予定管理している人にとって、「手動入力のひと手間」が面倒に感じたことはないでしょうか?特に、以下のようなケースは要注意です。

  • スマホで撮ったホワイトボードの予定
  • PDF資料にまとめられたイベント日程
  • 手帳に手書きした個人スケジュール

こうした**“カレンダーに反映させたいけど、打ち直しが面倒な情報”**は日々発生しています。

そんな中で登場したのが、AIアシスタント「Genemi(ジェネミ)」。なんと、画像をアップして「これカレンダーに登録して」と頼むだけで、Googleカレンダーに予定を自動登録してくれるのです。

実際にやってみた:画像を投げるだけで登録完了

試しに「6月2日 テスト予定A 11:00〜14:00 / 6月3日 テスト予定B 09:00〜18:00 / 6月4日 テスト予定C 18:00〜20:00」といった予定が書かれたスクリーンショットをGenemiにアップロードしてみました。

操作はとても簡単で、チャット画面に画像をドラッグ&ドロップし、「@Googleカレンダーこの予定登録して」と話しかけるだけ。

結果は驚きの一言。
Genemiは画像内の文字を正確に読み取り、複数の予定(日時・件名・時間)を抽出し、それぞれをGoogleカレンダーに自動で追加してくれました。

まるで人間のアシスタントが「了解です」と言って入力してくれたかのような自然な流れ。手間はゼロ、精度は高い、時間は数秒。これがAIの力かと実感しました。

技術的な裏側を想像してみる

Genemiの内部で何が行われているのか、仕組みを想像してみましょう。

  1. OCR(文字認識)処理
    画像から日本語テキストを抽出。これはGoogle Cloud Vision APIやTesseractなどの技術で可能。
  2. NLP(自然言語処理)で予定解析
    日付・時刻・予定名を構文解析し、それぞれのフィールドにマッピング。
  3. Google Calendar APIを呼び出し
    認証済みのGoogleアカウントに対し、予定を自動で登録。

こうした処理をすべて裏側でAIが自動実行してくれるため、ユーザーは「お願いするだけ」で完結するのです。

どんなシーンで活躍する?

以下のような場面で、Genemiの予定登録機能は特に力を発揮します。

  • 会議室のホワイトボードに書かれた予定をスマホで撮って登録
  • 他部署から送られてきたPDFの会議スケジュールをスクショで登録
  • 打ち合わせでメモしたノートの一部を写真で登録
  • 紙のイベントチラシの開催日程を画像化して登録

つまり、「視覚的に情報をもらったが、それをカレンダーに入れたいとき」には、これ以上ないほどスマートな解決方法です。

なぜGenemiが特別なのか?

他にもAIチャットやOCRツールは存在しますが、Genemiの特長は以下の通りです。

  • OCR〜日付解析〜API連携まで一気通貫
  • 特別な操作なしで、画像と一言で完了
  • 自然な日本語の指示に対応(例:「これ登録しといて」)
  • セキュリティ認証済みのGoogleアカウント連携

これまで「AIは使いこなすのが難しい」と思っていた人にこそ、“まるで秘書が一瞬でやってくれる感覚”を味わってほしいサービスです。

おわりに:予定管理の常識が変わる体験

「画像をアップして、登録して」と伝えるだけで、予定がGoogleカレンダーに追加される──
この体験は、業務効率を上げるだけでなく、ちょっとした感動すらあります。

地味だけど面倒だった「予定の手入力」から、人間はもう解放されてもいいのかもしれません。

Genemiは、AIとの自然なやりとりによって、タスク処理の未来を先取りするサービスです。
これからの予定管理は、“自分で入力する”から“お願いして登録してもらう”時代へ。
そんな小さな未来の一歩を、あなたも体験してみませんか?

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田中健介

Webディレクター兼エンジニア

田中健介

2023年に株式会社カンマンへ入社。
フロントエンジニアとしてサイト構築に携わった後、Webディレクターとして様々な案件に携わる。
また、専門学校の非常勤講師としても活動。