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生成AI時代のビジネス新常識:人と話しているつもりがAIだった

松本佳久

生成AIコンサルタント/ブランドマネージャー

松本佳久

AIとの会話が日常に溶け込んでいる

2023年以降、生成AIの進化により、私たちは無意識のうちにAIと会話する機会が増えました。

ビジネスの場でもAI活用が常識になりつつある。

2030年には人間同士でコミュニケーションを取らない時代がきそうだ。

例えば、人間はニコニコ座ってるだけで一言も喋らず、専属AIが主人の事を知り尽くした上で最良のコミュニケーションをとってくれる。

そんな日が遠くない未来に訪れるかもしれない。

業務効率化でAI導入が加速

企業は人手不足やコスト削減の観点から、カスタマー対応や営業にAIを導入しています。

AIはスピーディーかつ正確な対応を可能にし、従来の課題を大きく改善するでしょう。

この流れは世界的な大きな動きであり、生成AI領域は多くの投資家や資本家から莫大な融資を受けている。

皆様も薄々気がついていると思いますが、もうこの流れは止められない。

現在進行形で代替されているAIとのコミュニケーション

私も文章制作やメール内容の添削をAIにお願いすることが多くなっています。

生産性を求められる昨今、これらは加速度的に進むと予測ています。

代替ケース1:カスタマーサービスの一時対応がAIだった

株式会社東名では、NTTコミュニケーションズの音声認識システム「COTOHA Voice Insight」を導入し、通話記録のテキスト化とピンポイント再生による業務効率化を実現しています。​これにより、通話内容の確認作業が大幅に短縮され、オペレーターの負担軽減につながっています。

公式サイト:​NTTコミュニケーションズ COTOHA Voice Insight

代替ケース2:ビジネス上のメールのやり取りがお互いAIが作ったメールだった

これは私が実際に体験した事例。

私は生成AI研修やセミナー登壇している立場上、一般の方よりAIに対する理解や触れる時間が長い。

そうなるとやはり、生成AIっぽいメールは見破れたりします。

今起きている事象は「私もAIでメールを送り、先方もAIでメールを返信している」という非常に特殊な状況だと言う事。

スポット的ではありますが、もうすでにコミュニケーションは人間の領域から離れつつある。

今は人によっては無礼に感じる人もいる

「AIでは感情が伝わらない」「間違った対応をされる不安がある」といった声も根強く存在します。

そして、まだ過渡期である生成AI。

ビジネスシーンにおいて、AIを使ったコミュニケーションに対してネガティブなイメージを持つ方も少なくないでしょう。

ただ、圧倒的に便利になり誰でも生成AIを活用できる仕組みが整ってしまえば、大半の人間は楽な方を選んでしまう。

そんな時代が来る日は、そう遠くないと私は考えています。

AIとの対話はこれからの常識

生成AIとの会話は、今後さらに拡大し続けるでしょう。

かの有名なチャールズ・ダーウィンの「強い者が生き残るのではなく、変化できる者が生き残るのだ」と言う名言がありあます。

今一度ビジネスシーンにおいて、これらが求められるタイミングが来ているのではないでしょうか。

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松本佳久

生成AIコンサルタント/ブランドマネージャー

松本佳久

WEB制作会社カンマンにて10年間制作事業に従事後、ディレクターとして徳島県内を中心に200件以上のWEBプロジェクトを担当。
SEOライティングによる集客や戦略策定、解析ツールを活用した改善やリニューアル、ブランディングに加え、2023年より生成AI技術の実践的活用を研究し、企業向け生成AI研修やセミナーを開催中。