GeminiでYouTube要約→スライド化の手順を徹底解説!
更新日:2025年08月22日
公開日:2025年08月21日
Webディレクター兼エンジニア
田中健介

「社内でYouTubeの勉強動画を共有したいが、時間がなくて全部見ていられない」
「経営者として最新トレンドをキャッチしたいが、動画は要点を掴むのに非効率」
こうした課題を解決するのが、Googleが提供する生成AI Geminiです。Geminiを使えば、YouTube動画を自動で要約し、さらにスライド形式の資料に変換することが可能です。本記事では、最新機能を踏まえ、中小企業の社長やAI担当者が実務で活かせる方法を徹底解説します。
Geminiとは?YouTube要約に強い理由
- Googleが開発する生成AI
- モデルは「2.5 Pro」と「2.5 Flash」が主流(2025年夏時点)
- YouTubeリンクや短尺動画を入力すると、タイムスタンプ付きで要約可能
- Google Workspace(Slides/Docs/Sheets/Gmail)と連携できるため、資料作成に直結する点が大きな強みです
Geminiを使えば、経営判断に必要な情報を効率的に吸収し、即座にチームに共有できます。
要約の手順
YouTube動画の準備

1.要約したいYouTube動画のリンクを用意
2.可能なら字幕付き動画を選択(字幕→文字起こしが可能になるため精度が向上)
3.自社撮影動画の場合は5分以内の動画ファイルを直接アップロードすれば解析可能です
Geminiで要約を生成

1.Geminiを開き「2.5 Flash」または「2.5 Pro」を選択
2.プロンプト例
- 「このYouTube動画を章立てして要約。各章にタイムスタンプを付けて」
- 「経営層向けに3行で結論をまとめて」
3.重要発言や数字は「固有名詞と数値を一覧化」と指示することで抜け漏れを防止できます

スライド資料に変換
1.要約結果を元に、Geminiへ「スライドを作成」と依頼

2.必要に応じて図やスクリーンショットを追加し、資料として仕上げます

活用シーン
社内研修:教育動画を要点化しスライドにまとめる
営業資料:顧客向けプレゼンの下地をYouTubeから素早く作成
経営会議:トレンド動画の要点をまとめ、意思決定に活用
広報・SNS:動画内容を要約し、ブログやSNS用に再編集
注意点と精度向上のコツ
音声情報ベースのため、映像のみの情報は拾えない → 重要シーンは原動画で確認
長時間動画は分割して処理する → 「前半」「後半」に分けて要約
プロンプトは具体的に → 「経営層向け」「行動提案付き」などを指定すると精度向上
まとめ:Geminiで動画活用を業務の武器に
YouTubeは情報の宝庫ですが、そのままでは時間がかかりすぎます。Geminiを使えば、要約→資料化→共有までを短時間で完結できます。
カンマンでは、AIを使った業務効率化や情報活用の設計を支援しています。Geminiを自社に導入し、会議・営業・教育をスピードアップしたい方は、ぜひこちらからお問い合わせください。
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Webディレクター兼エンジニア
田中健介
2023年に株式会社カンマンへ入社。
フロントエンジニアとしてサイト構築に携わった後、Webディレクターとして様々な案件に携わる。
また、専門学校の非常勤講師としても活動。