ChatGPT Images 2.0|業務で使える活用5選
公開日:2026年04月27日

Webディレクター兼エンジニア
田中健介

ChatGPT Images 2.0が2026年4月にリリースされ、画像生成の精度が一段上がりました。日本語テキストの描画が大幅に改善され、業務資料にもそのまま使えるレベルになっています。
ただ、「実際に何に使えるのか」「自社の業務でどう活かすか」のイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。本記事では、中小企業の業務で実際に使える活用シーンを5つ、具体的なプロンプト付きでご紹介します。
参照元(公式)※本記事の情報は以下に基づきます(2026年4月時点)。 https://openai.com/ja-JP/index/introducing-chatgpt-images-2-0/
ChatGPT Images 2.0とは|2026年4月リリースの最新画像生成AI
ChatGPT Images 2.0は、OpenAIが2026年4月21日に公開した次世代の画像生成モデルです。APIでのモデル名は「gpt-image-2」と呼ばれ、ChatGPT本体とAPIの両方で同じモデルが利用できます。
前モデル(GPT Image 1.5)からの主な進化点は以下の3つです。
- 日本語を含む多言語テキスト描画の精度が大幅に向上
- 最大2K解像度(ベータで4K)に対応
- 推論機能を搭載した「Thinking Mode」が新登場
特に日本語テキストの描画精度は、これまで画像生成AIの最大の弱点でした。ChatGPT Images 2.0では、漢字・ひらがな・カタカナが入り混じった長めのキャッチコピーでも自然にレンダリングできます。バナー・ポスター・図解など、文字情報が重要な業務素材を作るうえで、実用レベルに達したといえます。
2つのモード(Instant ModeとThinking Mode)
ChatGPT Images 2.0には、2つの生成モードがあります。
| モード | 利用条件 | 特徴 |
|---|---|---|
| Instant Mode | 全プランで利用可能(無料含む) | プロンプトを入れたら即時生成 |
| Thinking Mode | Plus・Pro・Business限定 | 生成前に構図やテキスト配置を推論。Web検索や複数画像同時生成、自己検証も可能 |
無料プランでもInstant Modeは使えますが、1日2〜5枚程度の回数制限があります。業務で本格的に使う場合は、ChatGPT Plus(月額20ドル)以上の加入が現実解です。
それでは、業務で使える具体的な活用シーンを5つ見ていきましょう。
活用シーン1|セミナー・イベントの告知ポスター

セミナーや勉強会の告知ポスターは、開催日・会場・定員など複数の情報を1枚に収める必要があります。デザイナーに発注すると数日かかる作業が、AIなら数分で形になります。
プロンプト例
中小企業の経営者向け「生成AI活用セミナー」の告知ポスターを作成してください。
タイトル:明日から使える生成AI活用セミナー サブタイトル:ChatGPT・Gemini・Copilotを業務で使い倒す3時間 開催日:2026年6月12日(金)13:30〜16:30 会場:徳島県郷土文化会館 第3会議室 参加費:無料 定員:30名(先着順) 主催:株式会社カンマン
レイアウト: ・上部にタイトルとサブタイトル(大きく目立つように) ・中央にイメージ画像のスペース(PCを使う社員のシルエット風) ・下部に開催情報を表組みで整理 ・右下に申込QRコードのプレースホルダー ・全体は信頼感のあるブルー基調
縦長A4サイズ(比率3:4)。日本語テキストはすべて正確に描画してください。
ポイントは、開催情報を「表組みで整理」と明示すること。日付・時間・会場・定員が整然と並ぶレイアウトに仕上がります。
活用シーン2|採用サイト・SNS用の求人バナー

採用活動でSNS広告や採用サイトに掲載するバナーも、AIでの内製が可能です。職種・条件・募集要項を1枚に集約したバナーが、外注なしで作れます。
プロンプト例
中小企業の採用サイト・SNS用の求人バナーを作成してください。
職種:Webディレクター(正社員) キャッチコピー:地方から、Webの未来をつくる。 サブコピー:徳島で働く、新しい選択肢。 募集要項(バナー内に表記): ・年収:400万〜600万円 ・勤務地:徳島市 ・勤務形態:フルリモート可 ・経験:3年以上
レイアウト: ・左側にキャッチコピー(大きく) ・右側にPCで仕事をする人物の写真風イメージ ・下部に募集要項を箇条書きで配置 ・右下に「応募はこちら」のボタン風装飾 ・配色:ネイビー基調+アクセントにオレンジ
横長(比率16:9)。日本語テキストはすべて正確に描画してください。
求人バナーで重要なのは、年収レンジや勤務地などの数字・固有名詞が正確に描画されること。ChatGPT Images 2.0は、こうした「間違えると致命的な情報」も自然に組み込めます。
活用シーン3|社内向け業務マニュアル・手順書の図解

業務マニュアルや研修テキストに使う「説明図」は、文章だけでは伝わりにくい内容を視覚化する重要な要素です。ステップ図やフロー図を、AIで一括作成できます。
プロンプト例
社内向け業務マニュアルに掲載する「生成AI活用フロー」の図解を作成してください。
タイトル:AIを業務に組み込む4ステップ
4つのステップを横並びで配置: ステップ1:業務を洗い出す(書類作成・調査・要約など) ステップ2:AIに任せる範囲を決める ステップ3:プロンプトを試す ステップ4:結果を確認し改善する
各ステップにアイコン(チェックリスト・矢印・吹き出し・ループなど)を配置。 ステップ間は矢印で連結。 配色:白背景+ブルーとグレーの2色構成。 余白を多めに取り、社内資料として印刷しても見やすい設計。
横長(比率16:9)。日本語テキストはすべて正確に描画してください。
社内資料に使う図解は「派手さよりも見やすさ」が重要。配色を2色に絞り、余白を多めに取る指定を入れることで、印刷しても破綻しないレイアウトになります。
活用シーン4|ブログ記事のOGPサムネイル

オウンドメディア運営では、記事ごとにOGP(SNS共有時に表示されるサムネイル画像)を用意するのが理想です。1記事ごとに作るのは大変ですが、AIなら数分で量産できます。
プロンプト例
オウンドメディアのブログ記事用OGPサムネイル画像を作成してください。
記事タイトル:ChatGPT Images 2.0とは?無料で使える範囲とThinking Modeの違い カテゴリラベル:ChatGPT サイト名:comman.co.jp(小さく右下)
レイアウト: ・左側に記事タイトル(大きく、改行2行で配置) ・右側に画像生成AIを連想させるビジュアル(パレットや筆、デジタル要素) ・上部に小さくカテゴリラベル「ChatGPT」 ・配色:ダークネイビー背景+白文字+オレンジのアクセント ・情報密度は控えめ、視認性を最優先
横長(比率16:9、1200×630px相当)。日本語テキストはすべて正確に描画してください。
OGPは縮小表示されることが多いので、「情報密度は控えめ、視認性を最優先」と指定するのがコツ。タイトル文字を大きく配置し、装飾を最小限に抑えることで、SNSでクリックされやすい仕上がりになります。
活用シーン5|営業提案書のアイキャッチ画像

提案書や社内プレゼン資料の表紙には、内容を象徴するアイキャッチ画像が欲しいところ。フリー素材に頼ると「どこかで見たことのある絵」になりがちですが、AI生成ならオリジナルの1枚が用意できます。
プロンプト例
営業提案書の表紙に使うアイキャッチ画像を作成してください。
提案書タイトル:御社の業務を変える 生成AI活用提案 提出先:株式会社○○○○ 御中 提案者:株式会社カンマン AI事業部 提出日:2026年5月
レイアウト: ・上部にタイトル(大きく、信頼感のあるフォント) ・中央に抽象的なビジュアル(データの流れ・つながりを示す線とドット) ・下部に提出先・提案者・提出日を表組みで整理 ・配色:白背景+ネイビーとシルバーのグラデーション ・全体は清潔感とプロフェッショナルさを強調
縦長A4サイズ(比率3:4)。日本語テキストはすべて正確に描画してください。
提案書のアイキャッチで意識したいのは「業界トーンに合った清潔感」。抽象的なビジュアルを中央に配置し、文字情報は周辺に整理することで、本文を引き立てる表紙になります。
プロンプト作成の共通コツ5つ
5つのシーンを通じて見えてくる、ChatGPT Images 2.0で業務素材を作るときの共通ポイントをまとめます。
1. キャッチコピーは「日本語のまま」具体的に書く
英語に翻訳したり、抽象的な言葉に置き換えたりしないこと。AIに描いてほしい日本語をそのまま指示するのが、文字化けを防ぐ最大のコツです。
2. レイアウト指示を明記する
「上部に」「左側に」「下部に」といった配置指示を文章で書くことで、AIが構図を計画してから描画します。Thinking Modeでは特にこの指示が効きます。
3. 配色を具体的に指定する
「ブルー基調」「ネイビー+オレンジ」など、配色を明示することで業種ごとのトーン&マナーが安定します。
4. アスペクト比を最後に明記する
「縦長A4(3:4)」「横長(16:9)」「正方形(1:1)」など、用途に合わせて指定します。ChatGPT Images 2.0は1:3から3:1まで自由に設定できます。
5. 末尾に「日本語テキストはすべて正確に描画してください」を入れる
ダメ押しの一言ですが、効果があります。AIに「文字精度を最優先せよ」と再認識させる役割を果たします。
まとめ|内製化のハードルが一段下がった
ChatGPT Images 2.0の登場により、これまで外注していた業務素材の多くが、社内で内製できるレベルに到達しました。本記事で紹介したのは以下の5シーンです。
- セミナー・イベントの告知ポスター
- 採用サイト・SNS用の求人バナー
- 社内向け業務マニュアルの図解
- ブログ記事のOGPサムネイル
- 営業提案書のアイキャッチ画像
いずれも「日本語テキストの正確性」と「レイアウトの整合性」が求められる業務素材です。これまでの画像生成AIでは破綻しがちだった領域が、ChatGPT Images 2.0では実用レベルで仕上がります。
無料プランでも基本機能は試せますが、業務で本格的に使うならThinking Modeが使えるChatGPT Plus(月額20ドル)以上の加入をおすすめします。まずは本記事のプロンプトをそのままコピーして、自社の業務素材を1つ作ってみてください。AIで作れる範囲が、想像以上に広がっていることを実感できるはずです。
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Webディレクター兼エンジニア
田中健介
2023年に株式会社カンマンへ入社。
フロントエンジニアとしてサイト構築に携わった後、Webディレクターとして様々な案件に携わる。
また、専門学校の非常勤講師としても活動。









