熱帯低気圧 再び台風に
え?どういういこと?
「台風は熱帯低気圧になりました」って言ってて「やっぱまた強くなったから台風になりました」って。
そんな簡単に復活しちゃうの?って思ったんで調べたら全然わかりませんでした!
台風と熱帯低気圧の違いは「風速」
これだけッ!?
なんと
台風と熱帯低気圧の違いは風速が34ノット(17.2m/s)以上か未満かの違いだけらしいです。
つまり「台風は熱帯低気圧になりました」って「台風ちょっと弱ってきたわ」くらいなんですね。
台風の基準
また、気象庁・各気象台の発表や天気予報で用いる風の強さの表現として、以下のようなものがある。
- 静穏 – 風速0.3m/s未満の風
- やや強い風 – 10m/s以上15m/s未満の風
- 強い風 – 15m/s以上20m/s未満の風
- 非常に強い風 – 20m/s以上30m/s未満の風
- 猛烈な風 – 風速30m/s以上、または最大瞬間風速が50m/s以上の風
あ、だからニュース番組で「非常に強い風の台風○○号は」とか言ってるのか、
あれは感覚で言ってたわけじゃないのね(←当たり前です)
じゃ温帯低気圧ってなに?
温帯低気圧(おんたいていきあつ、英語:extratropical cyclone、mid-latitude cyclone)は相対的に軽い暖気が上方へ、重い寒気が下方へと移動する際に解放される位置エネルギーによって発達する低気圧のことである。
あーなるほど。
さっぱりわからん。
ちょっと温帯低気圧の画像見てみる
なるほど、いよいよわからん
これ、台風じゃないの?
調べると、そもそも台風と温帯低気圧は構造が違うらしい
台風・熱帯低気圧は
- 熱帯の方の海からめっちゃ大量の水蒸気が上昇して空気が渦を巻いて出来る低気圧
- それが風速34ノット超えると「台風」。じゃなければ「熱帯低気圧」
けど温帯低気圧は
- 冷たい風と温かい風がぶつかって渦を作る
- 仮にそれが風速34ノット超えても「温帯低気圧」
台風が温帯低気圧に変わる理由
熱帯低気圧(台風など)が中緯度まで北上(北半球の場合)し、熱帯低気圧の東側に温暖前線、西側に寒冷前線が生じた上で温帯低気圧に変わることもある。
つまり
台風→熱帯低気圧は、ただ「弱ってきただけ」だけど。
台風→温帯低気圧は、温かい前線と冷たい前線に挟まれたときに「ぐぁぁ」って温帯低気圧になるときがあるんかね。
結論:ちょっと詳しい人、もっとわかりやすく教えてくれ!
誰かわかりやすく教えて下さい。
[参照:
wiki – 温帯低気圧wiki-風速]