トップページ / コラム / 【資格をAIで取得!?】ほぼ一夜漬けで資格試験を突破した“AIフル活用”勉強法

【資格をAIで取得!?】ほぼ一夜漬けで資格試験を突破した“AIフル活用”勉強法

田中健介

Webディレクター兼エンジニア

田中健介

2025年4月9日

「AIの資格を、AIで取る。」

そんな時代が本当に来てしまったようです。

先日、私は**サーティファイの「AI検定(基礎)」**に合格しました。
実はこの試験、直前までほとんど勉強せず、前日2〜3時間で一気に詰め込むという“荒技”で乗り切りました。しかも、使ったのはChatGPT、Felo、GenemiといったAIツールたち。
まさに「AIをフル活用してAIの資格に合格する」という、ちょっと未来っぽい体験でした。

この記事では、そんな“AIドーピング”一夜漬け勉強法の流れと、実際に使った手法をご紹介します。


サーティファイ「AI検定」ってどんな試験?

サーティファイのAI検定は、人工知能に関する基本的な用語や概念を問う民間資格。
試験は選択式で、合格ラインは正答率65%以上です。

内容としては、AIの歴史、用語の定義、活用事例、ディープラーニング、機械学習の違いなどが主な出題範囲です。
エンジニアに限らず、営業職や企画職など、非エンジニア層も対象にした汎用的な検定という位置づけ。

私自身、Web制作の仕事をしている関係でAIツールには触れていましたし、AIセミナーの講師もしていたので、ある程度の予備知識はありました。
ただ、それでも「試験対策」はまた別の話です。

AIたちに「一夜漬けカンニングシート」を作ってもらった

私が本格的に対策を始めたのは試験の数日前

そこで思いついたのが、「AI検定の出題範囲に出そうな単語を予測して、重要ワードとその解説をまとめた一夜漬けシートをAIに作ってもらおう」というアイデアでした。

利用したAIツール

  • ChatGPT(GPT-4)
     → 試験に出そうな単語を抽出し、簡潔な説明付きでリストアップしてもらう。
  • Felo AI
     → 用語同士の関連性や、時事性のあるトピックを補完してくれました。
  • genemiのディープリサーチ機能
     →「リサーチ特化型」AIとして、Wikipediaレベルの正確性とコンパクトさを活かし、追加で単語を補足。

出力例(実際の一部)

これらを1枚のシートにまとめ、「AI検定一夜漬けカンニングペーパー(※試験では使用不可)」を完成させました。

試験前日はひたすら暗記。2〜3時間で詰め込む

本番前日・当日は、このシートをベースに2〜3時間かけて集中して暗記
無駄を削ぎ落としたAI生成の要点まとめのおかげで、インプット効率がとにかく高かったです。

「どうせAIが作った内容だし…」と侮るなかれ。むしろ人が作った参考書よりも、“受験者目線”に立った最短ルート型の学習ツールになっていたと思います。

【試験結果】合格率65%→結果80%で突破!

当日、試験を受けた感触としては「7〜8割いけたかも?」という手応えがありました。
実際、結果は80%で合格

数日前まで何もしていなかったとは思えない結果に、自分でもちょっと驚きました。

AI検定対策は「AIに丸投げ」でいい時代?

今回の体験を通じて感じたのは、「学ぶための努力は必要。でも、やり方はもう“根性”だけじゃない」ということです。

AIの力を借りれば、最小限の時間で、最大限の成果を出すことも可能。
特に社会人や忙しい人にとっては、「AIによる学習の効率化」はかなり強力な武器になると感じました。

まとめ:AIでAIを学ぶ時代、すでに始まってる

AI検定の合格はゴールではなく、あくまでスタート地点です。
でも、その第一歩をAIと一緒に踏み出せたことは、なんだか象徴的でした。

今後も、**AIと共に学ぶ「ハイブリッド学習スタイル」**はますます主流になっていくはず。
資格取得やスキルアップに悩んでいる方は、ぜひ一度「AIを使って学ぶ」体験をしてみてはいかがでしょうか?

AIの無料セミナー優先参加特典や最新情報が受け取れます

【無料】AIメルマガを受け取る

田中健介

Webディレクター兼エンジニア

田中健介

2023年に株式会社カンマンへ入社。
フロントエンジニアとしてサイト構築に携わった後、Webディレクターとして様々な案件に携わる。
また、専門学校の非常勤講師としても活動。