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テキストだけで高品質画像が作れる時代に!ChatGPTの新機能「GPT-4o」が変える画像生成の常識

貝出康

代表取締役

貝出康

2025年3月28日

こんにちは!カンマンの貝出です。

「デザイナーじゃないけど、高品質な画像が必要…」 「英語でプロンプトを書くのは難しい…」 「画像生成AIを使いこなす時間がない…」

そんな悩みを抱えていませんか?朗報です!2025年3月26日、OpenAIが対話AI「ChatGPT」に革新的な画像生成機能を統合しました。この新機能「GPT-4o」により、誰でも日本語の会話感覚で高品質な画像が作れる時代が到来したのです。

この記事でわかること

  • GPT-4oの画像生成機能の特徴と使い方
  • 他のAI画像生成ツールとの違い
  • 中小企業でも活用できる具体的な使用例
  • 提供状況と利用のためのポイント

GPT-4oとは?テキストも画像も一つのAIで

GPT-4oは、OpenAIが開発したオムニモーダル(多様な形式に対応する)AIです。これまでのChatGPTは主にテキストの処理を得意としていましたが、GPT-4oではテキスト・画像・音声など複数の形式を同時に処理できるようになりました。

簡単に言えば、会話しながら画像も作れる万能AIです。まるで「絵の上手な友人と会話している」かのように、あなたの指示を理解して画像を生成してくれます。

「オムニモーダル」とは? テキスト・画像・音声など異なる形式(モード)の情報を、一つのAIで統合的に処理できる能力のこと。これまでの専門特化型AIと異なり、人間のように多様な情報を同時に扱えます。

主な技術的特徴

  • 自己回帰型アプローチ:従来のDiffusion方式と異なり、画像を左上から順に描画。これにより文字の正確な描画や複数オブジェクトの配置が大幅に向上
  • 会話文脈の理解:前の会話を踏まえて画像生成できるため、修正指示も「もう少し明るく」などの自然な言葉で可能
  • 豊富な世界知識:GPT-4の知識ベースを活用し、ユーザーが詳しく説明しなくても適切な画像を生成

ポイント: GPT-4oは単なる画像生成ツールではなく、「会話する画像生成AI」です。これがMidjourneyなど他サービスとの最大の違いです。

使い方とUIの変化 – シンプルさが魅力

使い方は驚くほど簡単です!

  1. ChatGPTにアクセス(Plus、Pro、Team、そして段階的にFreeプランにも提供中)
  2. 通常のチャットのように「○○の画像を作って」と日本語で依頼
  3. 生成された画像がチャット上に表示される
  4. 必要なら「もっと〇〇な感じに」と会話感覚で修正指示

特別なプラグインやモード切替は不要。テキストの質問に答えてもらうのと同じ感覚で、画像生成を依頼できます。こんなアニメチックな画像もお手のもの。

日本語でOKな点も大きなメリットです。Midjourneyなどでは英語プロンプトの方が良い結果になることが多いですが、GPT-4oは日本語でも高精度な画像を生成します。英語が苦手でも安心して使えるでしょう。

利用状況と提供計画

この機能は現在、Plus、Pro、Team、そしてFreeプランのユーザーに段階的に展開されています。EnterpriseおよびEduプランのユーザーへの提供も近日中に開始される予定です。

開発者の方は、API経由でもGPT-4oの画像生成機能を利用できるようになります(今後数週間以内に提供予定)。

なお、従来のDALL·Eモデルを使いたい場合は、専用の**「DALL·E GPT」**から引き続き利用可能です。

利用回数には一定の制限があり、プランによって1日あたりの生成可能枚数が異なります。Plus/Proユーザーの場合は現時点で約100枚/日程度と言われています。

ポイント: 画像に目に見える透かしは入らないので、生成したものをそのまま資料やSNSに使用可能です(メタデータには識別情報が含まれます)。

生成画像の品質 – 驚きのリアル感と正確さ

GPT-4oの生成画像の品質は「リアルすぎる」と評されるほど高品質です。特に以下の点が優れています:

  • フォトリアリスティックな描写:肌の質感や陰影、背景の雰囲気まで極めてリアルに再現
  • 文字描画の正確さ:ポスターやメニュー制作に使える高精度の文字表現
  • 複数要素の同時描画:最大15~20個の異なる要素を混同せず表現可能
  • プロンプト解釈の正確さ:長文の指示や複雑な注文にも忠実に対応

例えば、「青い星」「赤い三角形」「蝶ネクタイをつけた猫」など15種類のオブジェクトを3×5に並べるよう指示したテストでも、すべての要素を漏れなく正確に描画できました。

また、GPT-4oは世界知識に基づいた画像生成が可能です。例えば「ニュートンのプリズム実験の図解」とだけ指示すれば、実験の原理を理解した詳しい図解を生成します。専門知識がなくても、質の高い説明画像が作れるのです。

ポイント: 文字入りの図解やインフォグラフィックなど、ビジネス用途で即戦力になる画像生成が得意です。

GPT-4o vs Midjourney vs Google ImageFX – 用途で選ぶべき画像生成AI

3つの主要サービスを比較すると、それぞれ特徴が異なります。どのサービスが最適かは、あなたの目的によって変わってきます。

比較項目ChatGPT (GPT-4o)MidjourneyGoogle ImageFX
得意分野フォトリアルな画像、実用的な図解、会話で修正芸術的表現、幻想的なシーン写実的な風景、合成画像
使いやすさ★★★★★<br>日本語OKで会話感覚★★★☆☆<br>Discordで操作、英語推奨★★★★☆<br>シンプルUI、実験段階
画質・表現力★★★★☆<br>実用性が高い画質★★★★★<br>芸術的に洗練された画質★★★☆☆<br>安定しつつある段階
プロンプト理解力★★★★★<br>日本語の複雑な指示も理解★★★☆☆<br>短いキーワードが得意★★★★☆<br>知識は豊富だがアウトプットに課題
価格段階的に全プランに提供中<br>(Plus月額約2,000円〜)完全有料:月額$10〜現在無料(実験段階)
商用利用可能有料プランのみ可能グレー(実験段階)

こんな人にChatGPT(GPT-4o)がおすすめ

  • 日本語で気軽に画像生成したい人
  • 実用的な画像(資料、説明図、バナーなど)が必要な人
  • 対話しながら細かい修正を繰り返したい人
  • テキストと画像の両方を一度に処理したい人

こんな人にMidjourneyがおすすめ

  • 芸術性の高い、美しい画像を求める人
  • 英語プロンプトの作成に抵抗がない人
  • 画像のバリエーションを複数同時に確認したい人
  • 純粋に画像クオリティを追求したい人

こんな人にGoogle ImageFXがおすすめ

  • 新しい技術を試してみたい人
  • シンプルなUIで操作したい人
  • Googleのエコシステムを利用している人

ポイント: 目的に応じて使い分けるのが理想的です。汎用性と手軽さならChatGPT(GPT-4o)、芸術性ならMidjourneyといった具合に。

中小企業の実践的活用例 – コスト削減とクリエイティブの強化

GPT-4oの画像生成機能は、特に予算や人材に制約のある中小企業にとって大きな武器になります。

実際の活用シーン

【商品紹介】

専門のカメラマンやスタジオがなくても、商品の魅力的な写真風の画像が作れます。

「オーガニック緑茶のガラスボトルを白い背景で、清涼感のある光で撮影したような画像を作成して」

【SNSコンテンツ】

毎日の投稿用画像も、テーマに合わせて簡単に作成可能。

「当店のパン屋の雰囲気で、季節限定の桜あんぱんを木製テーブルの上に配置した画像」

【販促資料】

チラシやPOP、バナー広告のデザイン案を即座に複数パターン作成できます。

「春の特売セール用バナー。青空背景に『春の大感謝祭 全品20%OFF』というテキストを入れて、桜の花びらが舞っているデザイン」

【説明資料・マニュアル】

手順書や使い方説明の図解を分かりやすく作成できます。

「当社の新アプリの使い方を4ステップで説明するインフォグラフィック。シンプルなアイコンと短い説明文付き」

いずれも試せる内容です。プランによって生成可能枚数は異なりますが、外部にデザインを依頼するよりもコスト効率が良い場合が多いでしょう。自社の何に活用できるか、試してみる価値があります。

成功のコツ: 「どんな場面で使うか」「どんな雰囲気にしたいか」をできるだけ具体的に伝えると、より良い結果が得られます。

使用時の注意点 – 便利なツールを安全に活用するために

便利なGPT-4oですが、使用時には以下の点に注意しましょう:

  • 内容の確認を怠らない:生成された画像の人種やジェンダー表現の偏り、不適切な要素がないかチェック
  • 著名人の画像は慎重に:セレブの写真風画像も生成可能ですが、誤解を招く使い方は避ける
  • 透かしはないが識別可能:目に見える透かしはありませんが、C2PAメタデータが埋め込まれている
  • 責任は利用者に:OpenAIも安全対策を講じていますが、最終的な責任は利用者にあります

今日から始める!GPT-4oで画像生成を試すための3ステップ

  1. ChatGPTにアクセスする
    この機能は現在、Plus、Pro、Team、そして段階的にFreeユーザーにも提供されています。
  2. 自分の業務に関連した画像を具体的にリクエスト
    「私の〇〇業向けの△△な画像を作って」と業種や目的を明確に。
  3. 対話形式で改善
    最初の結果に満足できなければ「もう少し明るく」「文字を大きくして」など会話で修正指示。

AI画像生成の進化は目覚ましく、日進月歩で技術が更新されています。ChatGPTの新機能は、特に専門知識がなくても質の高い画像を作れる強力なツールです。あなたのプランで利用可能になったら、ぜひあなたのビジネスやプロジェクトに新たな可能性を見つけてください!

なお、開発者の方は今後数週間以内に提供予定のAPI経由での利用も検討してみてください。また、従来のDALL·E機能が必要な場合は「DALL·E GPT」から引き続き利用可能です。

この記事が役立ったと感じたら、ぜひSNSでシェアやコメントをお願いします。どのような活用法を思いついたか、ぜひ教えてください。


参考文献
・「ChatGPT」、4oモデルによる画像生成が可能に–無料プランでも – CNET Japan
・超簡単なプロンプトでリアルすぎる画像を生み出すGPT-4oの新機能 | ギズモード・ジャパン
・ChatGPTに高精度な画像生成機能「4o Image Generation」が追加される – GIGAZINE
・OpenAI upgrades image generation and rolls it out in ChatGPT and Sora | The Verge
・midjourneyと4oを比べてみた。|レベルのマスター


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貝出康

代表取締役

貝出康

1963年徳島市生まれ。 1999年に楽天の三木谷社長の講演を聴き、イン ターネット時代の到来を悟る。翌年、ホームペ ージ制作会社カンマン設立に参画し、これまで のキャリアで培った営業や人事のスキルを活か しての顧客開拓や社内・労務管理を実践。2019 年〜代表取締役。