ディープリサーチ×NotebookLMでハルシネーション無縁の先端AI活用法
代表取締役
貝出康
2025年2月17日

はじめに
こんにちは!カンマンの貝出です。近年、生成AIの進化に伴い私たちの情報収集や分析スタイルは大きく変わりつつあります。特に「ChatGPT」や「Feloサーチ」のようなAIツールを使って深く情報を掘り下げる“ディープリサーチ”が注目されており、その成果をGoogleの「NotebookLM」に蓄積することで、ビジネスや学習の現場で圧倒的な効率化と正確性を実現できます。徳島で中小企業を経営されている方や、AI技術に興味がある方に向けて、本記事ではこうした最新のAI活用手法を徹底解説していきます。
なぜ情報調査はAIで劇的に効率化するのか?
これまで大量の資料やWeb記事を読み込み、ポイントをまとめてレポート化するには膨大な時間が必要でした。しかし、現在ではAI検索や生成AIの登場によって、調査業務が飛躍的に効率化しています。特にChatGPTやFeloサーチのような高性能ツールでは、単なる検索にとどまらず「関連資料の要点を瞬時に取り出す」「分かりやすい要約を生成する」といった、まさに“ディープリサーチ”を実現する機能が備わっています。
例えばFeloのディープリサーチを活用すると、従来の検索エンジンでは埋もれてしまう専門性の高い資料を発掘できるだけでなく、トピックごとの重要ポイントをまとめて提示してくれます。またChatGPTのディープリサーチ(今のところProアカウント限定ですが)に指示を出すことで、WEB上のあらゆるデータ(WEBサイト、PDFなど全て)から必要な情報を収集してまとめてくれます。従来のリサーチフローでは数日かかっていた調査作業も、わずか数時間、数十分で完結するケースも珍しくありません。
なぜNotebookLMは“ディープリサーチ”と相性が良いのか?
短期間で得られた大量の情報を有効に活用するには、“データベース”としての管理が不可欠です。NotebookLMはGoogleが提供する新しいAIノートツールで、ユーザーがアップロードしたPDFやテキストドキュメントをもとに自動要約・FAQ作成・抜き出しなどを行います。特に注目すべきは、NotebookLMが参照できる情報を「自分が与えたソース」に限定している点です。
NotebookLMは与えられた資料を根拠に回答を生成するため、根拠がない部分は曖昧に回答を作らず、場合によっては「その情報は見つかりませんでした」と返します。これはChatGPTなど大規模言語モデルで問題となるハルシネーション(事実ではない内容をあたかも正しいように語る現象)を大幅に減らすメリットがあります。
また、NotebookLMでは資料の内容を目次形式で表示したり、関連するトピックを自動整理してくれたりするため、膨大な情報を俯瞰する際に非常に便利です。ChatGPTやFeloから集めた情報をNotebookLMにアップロードし、自動要約を活用しながら効率的に“ディープリサーチ”をソースにした網羅的情報から考察を進められるのです。
なぜNotebookLMを活用するとハルシネーションが起きにくいのか?
大規模言語モデルは膨大なコーパスから学習している反面、裏付けのない情報を生成してしまうことがあります。これがいわゆるハルシネーションです。NotebookLMは、ソースとして与えられた資料のみを参照し、それ以外は参照しません。つまり、間違った知識を“勝手に補完”する可能性が低く、結果として正確性が高い回答を導きやすい設計になっています。
実際にNotebookLMを運用してみると、回答や要約の根拠となる箇所をハイライト表示したり、出典をその場で示したりしてくれるため、ユーザーが「本当にこの内容は正しいのか?」をチェックしやすい仕組みになっています。特にビジネス上の重大な判断を行う際や、学術論文を引用するときなど、情報の確度を重視する場面ではNotebookLMがもたらす恩恵が大きいといえるでしょう。
なぜ徳島の中小企業こそ“ディープリサーチ”×NotebookLMを活用すべきなのか?
徳島のような地方で事業を展開している中小企業にとっても、AIを使ったリサーチは大きなビジネスチャンスとなります。特に以下のようなメリットが挙げられます。
- リソースが限られていても、幅広い情報源に瞬時にアクセス可能
- AI検索や生成AIを使えば、地域の図書館や企業ネットワークだけでは得られない世界中の情報を短時間で取得できます。
- 競争力の強化につながる
- 大企業には大規模調査の予算があっても、中小企業にはなかなか余裕がないのが実情。しかし、AIリサーチを使えば必要な情報を低コストで高速に手に入れられるため、製品開発やサービス向上のスピードが格段に上がります。
- 組織内のナレッジ共有を促進
- NotebookLMに資料を蓄積しておけば、経営陣や社員がいつでも検索・要約・復習できる状態になります。研修にも活用できるため、社員教育コストの削減や情報共有の質の向上に寄与します。
- ハルシネーションのリスクを抑えながら正確性を担保
- 地方企業では1件のミスが経営に与える影響が大きいことも少なくありません。確実な情報源をベースにAIを活用できるNotebookLMは、堅実な経営にフィットします。
徳島で例を挙げるなら、地元産品の販路拡大や観光資源の魅力を引き出す際に、ChatGPTやFeloを使って海外の事例を収集(ディープリサーチ)し、その結果をNotebookLMで体系立てて整理・分析する、といった流れが考えられます。こうしたアクションを繰り返すことで、ビジネス拡大のアイデアが次々と生まれ、競合との差別化にもつながるでしょう。
なぜ“ディープリサーチ”とNotebookLMの掛け合わせが効果的なのか?
単にChatGPTやFeloサーチを利用して情報収集するだけでは、得られるメリットは限定的です。最大限に活用するカギは、“ディープリサーチ”の後にNotebookLMで整理・蓄積するステップを挟むことにあります。
- “ディープリサーチ”フェーズ
- ChatGPTに「○○の市場規模」「××の技術動向」など、細かい質問を投げかけて要点を抽出。
- Feloのディープリサーチで関連する論文や専門レポートをより深堀りし、一次情報を入手する。
- NotebookLMでの“データベース化”フェーズ
- 得られたPDFやテキスト資料をNotebookLMにアップロード。
- ソース元のWEBサイトもNotebookLMに登録する。
- 自動要約やFAQ生成を使って、膨大な情報を一元管理する。
- 必要に応じて抜き出しやQ&A機能を活用し、常に最新の情報を参照できる状態に。
- ビジネスや学習への応用フェーズ
- NotebookLMから得られた見解を再びChatGPTへ渡し、提案書やアイデアリストを作成。
- 社内勉強会ではNotebookLMのQ&A機能を使って、社員が自主的に情報を探せる環境を整える。
この流れにより、リサーチと実務がほぼ同時進行で進み、意思決定のスピードが格段に上がります。さらにNotebookLMが“唯一無二の自社データベース”として成長するため、同じ情報を何度も調べ直す手間も省けるのです。
生成AI研修情報を調査してみた
まず、ChatGPTのディープリサーチやFeloのディープリサーチなどで「生成AI研修」についての情報を網羅的に収集しました。それをNotebookLMにアップロードし、ディープリサーチの根拠となる出典元のWEBサイトもNotebookLMに登録しました。なお、Feloは生成したレポートをGoogleドキュメントにエクスポートすることができるようになりましたが、NotebookLMではGoogleドキュメントもソースとしてアップできるので、とっても便利で使い勝手が良いです。

ちなみにアカウントは会社・個人両方ともPLUSなので、1ノートあたり300ソースまでアップ可能です。かなりアップしたなぁーと思っても67ソースでしかない(笑)
で、これを元にいろんな質問に答えてくれますし、それを「メモ」としてピン留めできます。さらにこのRAGとも言える情報データベースを社内で共有・利用ができます!これが素晴らしい。

まとめ
本記事では、ChatGPTやFeloサーチを通じた“ディープリサーチ”とNotebookLMを活用したデータベース運用のメリットについて解説しました。要点を振り返ると、
- “ディープリサーチ”で一気に情報を集める: ChatGPTやFeloのディープリサーチは、短時間で深い領域の情報にアクセス可能。
- NotebookLMで一元管理し、ハルシネーションを抑える: 独自の資料をもとに回答を生成するため、信頼性の高いナレッジベースにできる。
- 徳島を含む地方の中小企業ほど活用メリットが大きい: リソースを節約しつつ迅速に意思決定し、新規施策を打ち出す後押しに。
- ビジネスにも学習にも応用できる: 社内研修やチームの情報共有にも役立ち、組織全体の成長を促進。
複数のAIツールを掛け合わせて運用することで、それぞれの弱点を補いつつ最大限のパフォーマンスを発揮できるのが、現代のAI活用の大きなポイントです。「中小企業だから」「地方だから」という理由でAI導入を躊躇せず、まずは小さなプロジェクトからでも“ディープリサーチ×NotebookLM”を試してみるとよいでしょう。膨大な調査時間が一気に短縮され、その分を企画立案や新サービス開発に充てられれば、確かな成果が得られるはずです。あなたの会社や活動にも、ぜひこのAIの波を取り入れてみませんか?
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代表取締役
貝出康
1963年徳島市生まれ。 1999年に楽天の三木谷社長の講演を聴き、イン ターネット時代の到来を悟る。翌年、ホームペ ージ制作会社カンマン設立に参画し、これまで のキャリアで培った営業や人事のスキルを活か しての顧客開拓や社内・労務管理を実践。2019 年〜代表取締役。