ChatGPTオペレーターでYouTube登録作業を自動化!NotebookLM活用で生産性アップ
代表取締役
貝出康
2025年2月27日

はじめに
こんにちは!カンマンの貝出です。NotebookLMに有益なYouTube動画を登録すると、その内容を元に質問に対する高精度な回答を返してくれるので、非常に有益なデータベースになります。しかしながら「決まっている作業を毎回手作業でするのは面倒だ…」と感じたことはありませんか?中小企業の経営者であれば、単純作業に割く時間をできるだけ減らしたいと考えるでしょう。
そこで役立つのが、ChatGPTの「オペレーター」です。この記事では、ChatGPTオペレーターを活用してNotebookLMへのYouTube動画URL登録作業を自動化し、生産性を向上させる方法を詳しく解説します。複雑な専門用語は避け、図やスクリーンショットを交えながら、実践的なテクニックをわかりやすく紹介します。
ChatGPTオペレーターの概要
まずはChatGPTオペレーターとは何かを押さえましょう。オペレーターは1月末にUSのChatGPT Proユーザー向けにに追加された機能で、一言で言えばAIによる自動操作エージェントです。こいつが日本でも公開されました!通常のChatGPTがテキストで回答を返すだけだったのに対し、オペレーターはユーザーの指示に基づいてブラウザを実際に操作し、タスクを遂行してくれるのが大きな特徴です。
例えば、これまでAIに「次のレストランを予約して」と頼んでも提案までしかできませんでした。しかしオペレーターを使えば、AIが自らウェブサイトにアクセスし、フォームに入力し、実際に予約を完了させることも可能になります。複数ステップにまたがる作業を自動でこなすことで、人々の生産性を飛躍的に高める可能性があるとされています。
なお、現在オペレーターはChatGPT Proプランユーザーが利用可能です。ProプランユーザーのChatGPT画面に「オペレーター」というメニューがあり、そこからオペレーター画面が開けます。
今回取り上げる「NotebookLMにYouTube動画URLを登録する」という作業も、本来なら人間がブラウザで行う手順です。この一連のクリック・入力作業をChatGPTオペレーターに任せることで、私たちは指示を出すだけで後はAIが自動でやってくれる状態を実現できます。
URL収集はReplitで作成したWebアプリで実施
では、自動化の全体像を見てみましょう。YouTube動画のURL収集は、Replitという生成AIサービスで作成したWebアプリを利用することにしました。特定のYouTubeチャンネルの新着動画URLを取得するにはYouTube APIが使われています。コードが1行も書けない自分でも簡単に作ることができました!こいつにYouTubeチャンネルのURLを入力して実行すると、そのチャンネルの動画URL一覧をまとめてくれます。これはこれで大変時短になります。

URLリストが準備できたら、いよいよChatGPTオペレーターの出番です。つまり、情報収集はReplit製のWebアプリ、登録作業はオペレーターという役割分担にすることで、それぞれの強みを活かして効率化を図っています。このように段取りを分けておけば、処理が確実かつスムーズに進みます。
なぜオペレーターを活用するのか?
そもそも、どうしてわざわざChatGPTオペレーターに作業を任せる必要があるのでしょうか?理由はシンプルで、人間が手作業で行うには時間がかかり過ぎ、しかも単純で煩雑な作業だからです。
YouTubeの動画URLをNotebookLMに登録する手順を想像してみてください。通常は以下のようになります。
- YouTubeで動画のリンクをコピー
- NotebookLMを開いてログイン
- ノートブックで「ソースを追加」をクリックし、YouTubeのボタンをクリック
- URLを貼り付けて「挿入」ボタンをクリック
- これを動画の本数分だけ繰り返す…
1、2本ならまだしも、10本以上の動画を一度に登録しようとすれば、かなりの手間と時間になります。地道なコピペ作業に追われて、本来取り組みたい動画内容の活用(要点把握や社内共有)に着手できるのが遅れてしまいます。
そこでChatGPTオペレーターによる自動化が活きてきます。オペレーターに任せれば、上記の繰り返し作業をワンコマンドで一気に実行できます。人間は最初に指示を出すだけで済み、後はAIが黙々と働いてくれるのです。つまり、「時間がかかる単純作業」をAIに肩代わりさせることこそが、オペレーター活用の最大の目的と言えるでしょう。
ChatGPTオペレーターの大きなメリット
ChatGPTオペレーターを使うことで得られるメリットは多岐にわたりますが、ここでは特に重要なポイントを3つ紹介します。
- 複数の指示をまとめて処理できる
オペレーターは一度に複数の操作手順をまとめて指示可能です。例えば「NotebookLMにA、B、Cの3つのURLを登録して」と頼めば、Aの登録→Bの登録→Cの登録という一連の流れを自動で進めてくれます。人間が途中で都度指示を出したり待機したりする必要はありません。一括処理が可能なので、作業のスピードが飛躍的に向上します。 - バックグラウンドで動作し、手離れできる
ChatGPTオペレーターに作業を任せた後は、画面を閉じて席を離れていてもOKです。オペレーターはクラウド上で動作しているため、指示したタスクはバックグラウンドで継続されます。たとえば登録作業に5分かかる場合でも、その間こちらは別の仕事に取り組めます。戻ってきたときには処理が完了している、というわけです。これは「待ち時間ゼロ」で作業を進行できるという大きなメリットです。 - 単純作業を任せて重要業務に集中できる
URL登録のように重要ではあるものの単純なルーティン作業は、できれば人間の手を煩わせずに済ませたいものです。オペレーターにそうした作業を任せれば、空いた時間と労力を本来注力すべき業務に振り向けられます。例えば経営層なら戦略立案、現場担当者なら資料作成など、本来自分が注力すべき創造的な仕事に専念できます。「やらなければいけない雑務」はAIに任せ、「本当にやりたい仕事」に人間が専念できる──これこそ生産性向上の真髄です。
以上のように、ChatGPTオペレーターの活用は単なる効率化ではなく、時間の有効活用と業務品質の向上をもたらしてくれるのです。

具体的な手順:ChatGPTオペレーターを使ってNotebookLMにYouTube URLを登録する方法
ここからは、実際にChatGPTオペレーターでNotebookLMにYouTube動画のURLを登録する手順を見ていきましょう。準備から実行まで、順を追って説明します。
STEP1:ChatGPTオペレーター機能の準備
ChatGPT Proプランに加入していることを確認し、オペレーター機能を有効化します。ProプランのChatGPT画面には「オペレーター」というメニューがあるので、そこからオペレーター設定画面を開きましょう。
STEP2:ChatGPTに操作手順を指示
いよいよChatGPTオペレーターに作業を頼みます。ChatGPTのチャット画面で、オペレーターに対して以下のように指示を出します。ポイントは、具体的な操作手順を順番に伝えることです。
例:「NotebookLMで新規ノートブック『研修動画まとめ』を開き、右上の『+追加』ボタンから『URLを追加』を選択。以下のYouTube動画URLを順に貼り付けて登録してください(動画A、動画B、動画Cの順)。」
このように入力し送信すると、ChatGPTオペレーターが指示を理解し、自動でブラウザ操作を開始します。途中でNotebookLMにログインする場面は人間に委ねられますので、自身でログインして進めましょう。あとは指定したノートブックを開き、順番に「URL追加」の操作を繰り返してくれるはずです。
STEP3:処理の進行を見守る(※画面を閉じてもOK)
オペレーターが動作を開始したら、あとは完了まで待つだけです。ChatGPTの画面上にはオペレーターの進捗ログが表示されるので、必要に応じて確認しましょう。
ここで特筆すべきは、処理中にチャット画面を閉じても問題ないという点です。オペレーターはChatGPTのサーバー側で処理を続行しているため、ブラウザやアプリを閉じても裏で動き続けます。席を外したいときや他の作業画面に切り替えたいときでも、安心して任せておけます。
STEP4:完了後、結果を確認
しばらく待つと、オペレーターの画面に「すべてのURLをNotebookLMに登録しました」等の完了メッセージが表示されます(画面を閉じていた場合は再度チャットを開けば確認可能です)。処理が終わったら、実際にNotebookLMを開いて結果を確認しましょう。指定したノートブックに複数の動画が情報源として追加されているはずです。
実際にNotebookLM上で動画の内容がテキスト化されている様子を見れば、作業時間短縮の効果を実感できるでしょう。単純作業から解放されるので、他の業務を並列で進めることができて生産性が格段にアップします。

こうした自動化が中小企業のDXに役立つ理由
このようなChatGPTオペレーターとNotebookLMの組み合わせは、個人の効率化にとどまらず、中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進にも大きく貢献します。
地方の中小企業でも業務効率化は欠かせませんが、「システム導入の余裕がない」「ITに強いスタッフがいない」といった壁があります。ChatGPTオペレーターのような生成AIツールは、そうした企業でもプログラミング不要で業務自動化を実現できる切り札になり得ます。人間が自然な言葉で「○○して」と指示するだけでAIがブラウザ操作を代行するため、専門知識がなくても導入しやすく、社員教育のハードルも低いのです。
今回のYouTube→NotebookLM活用により、研修動画などを効率よくテキスト化・ナレッジ化し、社員が必要な情報を素早くキャッチアップできる環境が整います。情報共有が促進されれば意思決定や顧客対応のスピードも上がり、ビジネス全体の競争力向上につながるでしょう。
なお、DX推進では小さく始めて効果を見ながら徐々に広げることが成功のカギです。まずは今回のような限定的なタスクでオペレーターによる自動化を試し、成果を確認してから対象業務を広げていくのがおすすめです。
導入時の注意点と課題
便利なChatGPTオペレーターですが、導入・活用にあたって注意すべきポイントもあります。
- 提供状況: 現在、ChatGPT Proプランを利用しているユーザーがオペレーターを使えます。もし利用できない場合はプランの契約状況を確認してみましょう。
- NotebookLM側の仕様: NotebookLMに自動でデータを追加するには、オペレーター上でログインがが前提となります。途中でログイン画面が表示されるとログインを求められるので、ここは人間が実行しましょう。
- 指示は具体的に、エラー時は確認を: オペレーターには手順をひとつひとつ具体的に伝えることが大切です。まれに予期せぬ動作をする可能性もあるため、最初は処理結果を確認し、不備があれば手動でフォローできるようにしておきましょう。
- セキュリティに配慮: オペレーターはログイン済みの環境で操作するため、機密データや重要アカウントでの利用には注意が必要です。企業で使う場合は権限を限定したアカウントを用いるなど、適切なリスク管理を行いましょう。
おわりに:まずはできるところから自動化を
ChatGPTのオペレーター機能を活用して、NotebookLMへのYouTube動画URL登録作業を自動化する方法を紹介しました。オペレーターに単純作業を任せることで、空いた時間を本業に活かすことができます。ぜひ小さなタスクからでもオペレーターによる自動化に挑戦し、業務効率を高めてみてください。
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代表取締役
貝出康
1963年徳島市生まれ。 1999年に楽天の三木谷社長の講演を聴き、イン ターネット時代の到来を悟る。翌年、ホームペ ージ制作会社カンマン設立に参画し、これまで のキャリアで培った営業や人事のスキルを活か しての顧客開拓や社内・労務管理を実践。2019 年〜代表取締役。