AIで学ぶ!Webデザインの練習方法
公開日:2025年04月25日
デザイナー
横田 佳恵

こんにちは!カンマンWebデザイナーの横田です。Webデザイン学習にてこんなお悩みはありませんか?「実案件がないから、どう練習していいかわからない」「フィードバックをくれる人がいない」そんなWebデザイン学習者・初心者にとって、今注目すべきは“AIを使った練習方法”です。
ChatGPTをはじめ、MidjourneyやAdobe FireflyなどのAIツールを活用すれば、独学でも効率よく、しかも“実務感覚”に近い形でスキルを磨くことが可能です。
1. ChatGPTにコードレビューを頼む
「自分のHTML/CSSのコード、どこが悪いんだろう?」そんなとき、ChatGPTが便利な“メンター”になります。
使い方:
- 書いたコードをそのまま貼り付けて「改善点を教えて」と依頼
- 指摘だけでなく、修正コードを提案してもらえる
- レスポンシブ対応、アクセシビリティ改善など幅広いアドバイスも可能
メリット:
- 24時間いつでもレビューOK
- 客観的な視点でフィードバックを得られる
2. ワイヤーフレーム案をAIに出してもらう
「何をどこに配置したらいいか分からない…」という人は、ChatGPTにページ構成を考えてもらいましょう。
例:
「歯科クリニックのトップページ用ワイヤーフレーム構成を考えてください」
→ ヒーロービジュアル、診療内容紹介、院長メッセージ、アクセス情報など、セクションごとに整理された構成案が出てきます。
それをもとに、Figmaなどで実際にワイヤーを引いたりデザイン化したりすることで、構成力も養えます。
3. MidjourneyやFireflyで配色トレーニング
色のセンスに自信がない人にとって、AIによる配色生成は心強い練習ツールです。
練習法:
- 「落ち着いた雰囲気のカフェ系LP風の画像を作って」とMidjourneyに指示
- 生成された画像からカラーパレットを抽出(Adobe Colorなどを活用)
- その配色を参考にして、自分でもバナーやサイト風デザインを作ってみる
Fireflyでも、テキスト指定で「春らしい爽やかなトーン」などの配色画像を生成可能です。
まとめ
AIを活用すれば、独学でも「構成力」「色彩感覚」「実装スキル」のすべてをバランスよく鍛えることができます。
ポイントは、
- AIに丸投げせず、課題として活用する
- 出力を受けて、自分で考え・調整する力を持つ
という姿勢。
実務さながらの練習を“ひとりでも”実現できるAI時代、賢くトレーニングに取り入れて、自分らしいデザイン力を育てていきましょう!
AIの無料セミナー優先参加特典や最新情報が受け取れます
【無料】AIメルマガを受け取る
デザイナー
横田 佳恵
株式会社カンマン、制作課デザイナー。
2018年入社。主にウェブデザイン領域や75案件以上の幅広い保守対応、SNS運営、ウェブサイトコーディングなどを担当。