【未経験者でも作れる】ChatGPT✖️Google Apps Scriptで簡単「日報・日誌」プログラム作成!
アナリスト兼エンジニア
北村
2025年4月14日

現代のビジネスシーンでも、手書きの日報や日誌が用いられることがあります。
日報や日誌が使える業務アプリはありますが、通常使用料+1ユーザーあたりの費用が必要になり、導入だけに⚪︎⚪︎⚪︎万円!というのもよくある事例です。
やはり機能豊富で便利なツールというのはその分の費用が発生します。
そこで、簡素でもいいのでAIを駆使して「日報・日誌」機能を作ってみました!
さらに作成はノンプログラマーの知人に任せてみました。
手書きのメリット・デメリット

大きなデメリットしては、手書きの場合、手渡しが発生し書き手読み手ともに拘束時間が生まれます。
さらに、紙媒体での管理になりデータとしての管理が難しい。
作りたいイメージはこんな感じ

上記のようなものを作りたいとChatGPTに聞いたところ、スプレッドシートで代用できるとのことで
要件定義を記載しChatGPTの説明のみで0から作成を始めました。
いきなりコードが出てきた
なにやらApps Scriptにこのコードを保存して、実行せよ。とのこと。なかなかハードルが….
ですが、まずはここを押す、ここで保存など、明確な指示までしてくれるのでAIの回答に助かりました。

そのまま実行すると

できました…
完成までの流れ
もちろん、一発で出来た訳ではなく最初はもっと簡素のスプレッドシートが生まれ、そこから
- 書き手、管理者などそれぞれに入力制限を設けたい(セルの保護という機能を提案してくれた)
- 白黒ではなく、多少色をつけて欲しい(デザイナブルにしてという指示で上記のようになった)
- 「考察」欄は、最低文字数を設定してほしい(関数で文字数カウンターが生まれ、⚪︎文字以内だとアラートが表示されるようになった)
など、度々ChatGPTに指示をしましたが、自分でプログラムを書くという作業は「ゼロ」でした。
Google Apps Scriptとは?
Google Apps Script(GAS)とは、Googleの各種サービスを自動化・拡張するために使用されるものです。
誰でも使える簡単な自動化ツール
Apps Scriptは、プログラミングの専門知識がなくても利用しやすい設計となっています。数行のコードを記述するだけで、定型業務の自動化が実現できます。
Googleサービスとの強力な連携
Apps Scriptの最大の魅力は、GoogleスプレッドシートやGmailなどのサービスとネイティブに連携できる点です。例えば、スプレッドシート上で入力されたデータを自動でメール送信したり、日報テンプレートを複製して編集権限を割り当てたりする処理も簡単に実装できます。
業務効率を大幅に改善できる可能性
日々の繰り返し作業をGASで自動化することにより、人為的ミスの削減や作業時間の短縮が期待できます。また、クラウドベースで動作するため、複数人のチームで同じスクリプトを共有し、統一的な業務運用が可能になります。
Apps Scriptでできることの例
- Googleスプレッドシートの自動生成・編集
- フォーム回答をもとに自動メール送信
- Gmailの一括整理やテンプレート送信
- Googleカレンダーへのイベント登録
まとめ
今回は「日報・日誌」を作るという過程でGoogle Apps Scriptを利用しましたが
Google Apps Scriptは、業務自動化・効率化を誰でも手軽に実現できる強力なツールです。
日々の作業を効率化したい方は、まず簡単なスクリプトから始めてみてはいかがでしょうか?
「難しそう」と感じていた業務の自動化が、今こそあなたの手で始められる時代です。
「やってみたい!」と思ったその瞬間が第一歩。私たち株式会社カンマンでは、設定のサポートや導入支援も行っております。
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アナリスト兼エンジニア
北村
飲食店専門のホームページ制作会社から
株式会社カンマンへ転職
フロンエンドを専門とし、GA4ツール作成、バックエンドサポートなど多岐に渡る
CM、劇伴、音源制作など音楽サポートも行っている